アレッツォ

Piero della Francesca "The holy croce "

ピエロデッラフランチェスカ 「聖十字架伝」

Piero della francesca Arezzo Duomo

ピエロデッラフランチェスカ 「マグダレーナ」

フィレンツェから、そんなに遠くない、このトスカーナ東方のアレッツォは、フィレンツェまで行ったら是非足を伸ばしてみたいところです。

アレッツォってどんな街?

現在のアレッツォは古い建物の残る旧中心部と、この周りに新しく発展した区域があります。イタリア人たち自身もそんなによくは知らないのですが、今のアレッツォはある意味でイタリア経済の隠れた中心地と言ってもいいところです。金細工の盛んだったこの地区には、昔から財力が集まり、今でも政界や財界の有数の隠れた権力者たちが、町を見下ろす豊かな丘に邸宅を持つ特別豊かなエレガントな地域でもあります。

この数年の世界の経済危機でアレッツォも変わったとはいえ、まだ古いイタリアがあちこちに残り、喧騒の都会と違って、歩くとほっとするような町並みを見つけられます。

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ギリシャやローマの詩人たちがアレッツォのことをArretiumと呼んでいますが、この呼び名はエトルリア以前の紀元前8世紀ぐらいまで遡ります。エトルリア人たちより前にすでにこの辺りにはウンブリと言われる民族が住んでいました。紀元前7、6世紀には、エトルリア民族がこの辺りを支配し、紀元前5世紀には、この辺りは重要なエトルリアの12連盟の一部を形成します。ローマ時代にはローマの一都市として経済的にも大きな発展を遂げますが、6世紀ぐらいには蛮族、特にロンゴバルド民族に押されて、アレッツォ人達は町壁で区切られた丘の方に引きこもることになります。

ビザンチン支配時代も終わり、神聖ローマ帝国時代には司教達が力を増し、市民達との闘争が続きますが、1165年にはアレッツォは独立を獲得し自治都市になります。波乱の1200年代を経て、1384年には強力なフィレンツェ共和国に併合されます。その後フィレンツエ共和国が終わり、メディチ家支配下で、1538年今の町の城壁が完成します。その後1600年代1700年代は他のイタリアの多くの地方のように経済的な困難に対面します。

1799年フランスがトスカーナ地方を征服し、5年間のフランス支配下の後、大公レオポルド1世のトスカーナ大公国の時代一時期経済的に立ち直りますが、1859年トスカーナ大公国の終了の後、サルデニヤ王国に併合された後、イタリア統一とともにイタリア王国の一地方になります。

これだけは見たいポイント

-Pieve di Santa Maria  教会 ロマネスクの壮大な教会、アレッツォが自治都市だった頃のシンボルと言ってもいい。

-Piazza Grande (ピアッツア グランデ)

イタリアの広場の中でも最も美しい広場と言われる。ロッジャ バザーリは、バザーリの設計の建物の中でももっと調和のある美しい建物として有名。(バザーリはアレッツォ生まれ/生家がある)ロベルト ベニーニの映画、「ライフ イズ ビューティフル」のシーンとしても有名。

-Cattedrale di San Donato (サン ドナート 大聖堂)

ゴシックの壮大な教会。ピエロデッラフランチェスカの壁画「マグダレーナ」は必見。

-Basilica di San Francesco (バジリカ サンフランチェスコ)アレッツォへ行くための第一目的は、この教会の中央祭壇のピエロデッラフランチェスカの壁画「聖十字架伝説」を見るためだと言える。ピエロデッラフランチェスカは、ルネッサンスのヨーロッパでも最も重要な画家。このサンフランチェスコ教会の壁画は西洋美術史の中でも最も重要なもの (1452-1466)。

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-Basilica di San Domenico (サンドメニコ 教会) チマ ブーエの十字架は必見。

-Museo Archeologico  特にエトルリア時代の観るべき価値のあるものがたくさん展示されている。

 

 

Arezzo city palace

リベルタ パラス

Basilica di San Domenico

サンドメニコ 教会

Piazza Grande Arezzo

Piazza Grande

Cima Bue

チマ ブーエ 「十字架』

街から少し車で足をのばすとCasentinoのあたりを訪ねることができます。城が点在し、ダンテがフィレンツェ追放中滞在した有名なCastello di Poppiなどを見ることができます。またこのあたりは素晴らしい味の羊乳チーズの生産地でもあります。(アレッツォ市内のガストロノミア(メーカの名前ではなく、お店の種類です/特別美味しいものが買える店/イタリアでもっとも美味しいものを手に入れるには、ガストロノミアと呼ばれる食料品屋さんに行くと大抵その付近の美味しいものが手に入ります)でも買えます。

 

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筆/ヴェネチア 公認ガイド 田口やよい

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