トリノでエジプトを見る/世界で二番目のエジプト博物館はトリノにあります。

カイロの次に重要なエジプト博物館

museo_egizio_torino_dea_bastet

バステト/古代エジプトでは猫が神化され、敬われていました。今でも猫は大切にされています。エジプトに行ったのは1990年代のはじめのことですが、空港に猫がいっぱいいました。好きなところを歩いていて、好きなところで眠っていました。誰も追い出そうなどとは夢にも思わないようでした。猫好きな私はこれだけでもエジプトがすぐ大好きになりました。「アラブの春」以降、世界の大国の介入政策の誤りなどによって、この地域の情勢はだんだんと不安定になっています。あの頃まだそれほど豊かではないエジブトでしたが、まだ人々の中にも残っている深い威厳に満ちた文化に触れた感動を覚えています。イラク介入以降、今日エジプトやリビアまでも巻き込む中東の混乱や戦争のニュースにいつも胸が痛みます(世界でも最も素晴らしい最も古い文化遺産がある場所です)。公共メディアがなにを発明し、なんと報道しようと、世界大国の経済的な利害問題だけが唯一の根本的な理由であるのは言うまでもないことです。

images

 

約5年間にわたる修復が終わり、4月から完全に新しいトリノエジプト博物館が再び公開されました。

1759年にサヴォイアのカルロ エマヌエーレ3世から派遣されたパードヴァの医師、Vialiano Donatiが、エジプトのナイル川を遡った時に集めた最初のコレクションは、もちろんサヴォイア家のあったトリノに送られます。これが最初のコレクションの元になりますが、その後ナポレオンによってエジプト、シリア征服が行われ、エジプトがフランス下にあった時期、Bernardino Drovetti大将がコレクションした彫像、ミイラ、石棺などを、その後サヴォイア家のカルロ フェリーチェが買い取り、1824年最初のエジプト博物館が作られます。

1900年の初め、Ernesto Schiaparelliがの指揮するイタリア考古学エジプト発掘チームによって、ラムセス2世の愛した王妃ネフェルタリ(1295b.c-1255b.c.)の墓や王家お抱え建築家Kha(1440-1350 b.c.)の墓などが完全なまま発見されます。この時に集めらたものなどを入れて、約30000点の展示品が陳列されています。

その重要さでは、カイロのエジプト博物館のすぐ次にくる有名なコレクションです。

今回新しいミュジーアムコンセプトに基づいて、それぞれの部屋で一つの時代、歴史、文化、習慣などを全体的に理解することが出来るように展示品が再設置され、新しいテクノロジーも導入されて、見る人がより簡単に古代エジプトに近づくことができるようになりました。

 

MUSEO EGIZIO
Via Accademia delle Scienze, 6, 10123 – Torino
 電話: +39 0115617776
Fax: +39 0115623157
サイト: www.museoegizio.it

ヴェネツィア観光 ここをクリック

ホームページ ブログ/他の記事を見る

http://italiavenezianewsblog.wordpress.com

筆/ヴェネチア 公認ガイド 田口やよい

ヴェネチア観光/   http://www.venicevisit.co