サンジョベーゼワイン、ロマーニャ、トスカーナ地方のワイン

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サンジョベーゼの葡萄

IMG_2285フェラーラなどに行って、いろいろなレストランに入り、このあたりのワインと言うと、出てくるワインがサンジョベーゼといわれるワインです。

サンジョベーゼはワインの中ではイタリアを代表するワインと言ってもいいワインです。広くイタリア全体で栽培される葡萄ですが、その源地は中部イタリア、ロマーニァ、トスカーナ地方だと言われます。

1500年代のフィレンツェの政治家、ソデリーニがこのワインのことを書いているのが最初の記録だと言われていますが、すでに二千年以上前、エトルスキ民族がこのブドウでワインを造っていたとも言われます。

このサンジョベーゼという名前の起源にはいろいろ説があって、サン ジョワニーナと言う最初に収穫するブドウのトスカーナ地方の方言から来ているとも言われますし、ジョーベ(ゼウス)の血(サングエ)という言葉から来ているとも言われます。

特にトスカーナ地方で多くこの葡萄が栽培され、この葡萄から作られる有名なワインはブルネッロ ディ モンタルチーノ(Brunello di  Montalcino)、プルニョロ デイ モンテプルチャーノ( Prugnolo di Montepulciano)モレリーノ ディ  グロッセターノ (Morellino nel Grossetano)、 キャンティで造られるサンジョヴェト(Sangioveto nel Chianti) などです。

サンジョベーゼの色は、赤いルビー色です。特に最初に気付く香りは、アマレーナや黒木いちご、プルーンなどの赤色と黒のフルーツの香りです。すみれの香りもし、少し、バラの花の臭いも含んでいます。ラズベリーや、イチゴ、さくらんぼう、ランポーニ、コケモモなどの香りもあります。

サンジョベーゼは木の樽やバリックで熟されますから、バニラや、リクイリツィアの香りがしたり、時にはコーヒー、チョコレートなどの香りもします。

よく熟したものは、草や茸の香りも含みます。

ビンで熟したものは皮の臭いがしたり、エウカリプトゥスやミントなどの香りも感じられます。

もちろん、採れた年代によって、また造られた場所などによって、味はピンからキリまでありますが、レストランで簡単に出てくる若いサンジョベーゼは、口当たりが軽く、後に残るほんのりした甘みがあって(甘いワインではありませんが)飲みやすくて、フルーツの香りがいっぱいで、エミリア ロマーニァ地方の料理を食べる時には欠かせないものです。

 

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筆/ヴェネチア 公認ガイド 田口やよい

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