ヴェネチアのヴォガロンガ (長距離 船競争)

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6月8日、ヴェニスのラグーナで、ヴォガロンガがおこなわれました。2300隻の船が世界から参加して、ラグーナの中を30キロメートル、櫂だけで渡りました。

近年になってからは特にモートオンドーゾ(モーターボートの起こす波)に反対して、 70年代に手漕ぎの船競争がはじめられたのですが、このヴォガロンガ、今では世界中の人々が参加する、櫂で漕ぐ船の大きなお祭りになりました。ヴェネト風の船の参加は年々パーセンテージとしては少なくなっていますが、参加者は増える一方です。

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パリに住んでる、友達のマリアンが、このヴォガ ロンガに参加しましたので、インタビューしてみました。

私/フランスでもヴェニスのこのヴォガロンガ知られてますか?

マリアン/船クラブなど以外では、知られてません。新聞などでも話されることはありません。でも、旅行会社などでは、魅力の一つですから、お客さんなどに話すと思いますが。でもポスターとかレポートなどは見たことはありません。

私/パリから、マリアンのクラブでは何人で来たんですか?

マリアン/ 25人が私たちのクラブで、他にもパリから何人も来ました。

私/パリから自分たちの船を持ってきたんですか。ヴォガロンガに参加する人は、他の国の人もわざわざ船を持ってくるんですか?

マリアン/そうですよ。船はパリから持ってきました。大きなトレーラーで持ってきました。パリの中を船で横断できるのは一年に一回だけで、今回船を運ぶには車を使いました。世界の人が自分の船を持ってくるんだと思いますよ。トロンケットでいろいろな国の人が、船を持ってヴェニスに着いてるのに出会いました。

私/一年中、パリで練習しますか?

マリアン/一年中練習します。でもセンヌ川があまりにも水が多い時は禁止されます。今年は数週間だけ、センヌに出れませんでしたが、去年は、3、4ヶ月もセンヌは水が多くて練習できませんでした。

私/ヴェニスまで、わざわざ来て船を漕ぐと言うのは、どんな意味があるんですか?

マリアン/ちょっと贅沢なウイークエンドの練習ですが、ヴェニスまできて、漕ぐことができるのは、それぞれの人にとって、夢を実現するようなものです。とても幸せなことです。

私/ヴェニスのラグーナを愛しますか?

マリアン/こんな美しいラグーナを愛さないでいられる人はいないと思います。

私/センヌとラグーナを漕ぐのに、どんな違いがありますか?

マリアン/ラグーナの方が波がありますから、船をうまく用意しないといけません。プラスチックで水が入らないようにしたりします。今回はラグーナ、波がまったくなくて、何も問題がありませんでした。

私/共和国の時代には、こんなふうなヴォガロンガは、戦争に備えて、平和な時も、ヴェネツィア人達が常に船を漕ぐ練習を怠らないために、おこなわれまたが、今は、船を愛する人の船をこぐパッションの、表現でしょうか?

マリアン/誰にとっても、水を見ることの楽しさだと思います。水の上にいることの楽しさだと思います。イギリス風の漕ぎ方は、とても正確さを要求されるスポーツです。力は私たちの船は四人に配分されます。漕ぎ方はそれぞれ平均が取れないと、船が傾きます。漕ぐたびにこのバランスを取るため努力します。

私/フランスの漕ぎ方とヴェニスの漕ぎ方に違いがありますか?

マリアン/イギリス風漕ぎ方は世界中同じです。テクニックはどこも同じです。漕ぎ手は座って、大きく櫂を動かして、前に進みます。それに比べて、ヴェニスの船の漕ぎ方は独特です。漕ぐ人は立っていて、前足と後ろ足で、バランスを取りながら漕ぎます。普通ヴェニスの船は櫂は一本で漕ぎますが、イギリス風の漕ぎ方はは櫂が二本あります。時にはイギリス風の漕ぎ方も櫂一本のときもありますが、バランスを取るのは難しいことです。楽しいのですが。特にヴェニスの船は、櫂おきに櫂が固定されていないので、ここから出ることがあります。イギリス風の漕ぎ方では櫂が固定されています。両方とも何人かで漕ぐ時はこのバランスがとても大切です。

私/来年も参加しますか?

マリアン/もちろんです。

マリアン ショシャン パリ在住 マリアンは中学の先生ですが、いろいろな本のゴーストライターでもあります。多くの本は、ある人の名で出てもお奥がゴーストライターの手によるものです。

マリアン ショシャン
パリ在住
マリアンは中学の先生ですが、いろいろな本のゴーストライターでもあります。著者の名前が出ていても、実際は多くの本がゴーストライターの手によるものです。また本を書いても多くの人々は書き方を知りませんので、それを読めるように直すのが、マリアンの仕事です。パリの本屋にはマリアンの書いた、他の人の名で出版されてる本が、いつもいくつか並んでいます。 Marianne Chouchan www.mchouchan.com

 

 

 

 

 

 

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筆/ヴェネチア 公認ガイド 田口やよい

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