ポヴェリア島(その4)

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5月14日

オークションで、513000ユーロで、ポヴェリア島を競り落とした人の名前が出ました。Brugnaro さんという実業家です。島の所有者には、10年以内に島内の18の建物の修復が(費用/約20000000ユーロ)国から義務づけられています。

今日、しかし、市長Orsoniさんは、国がこの513000ユーロで売るというのなら、ヴェネツィア市は、所有優先権をつかって、このオークション結果に介入するつもりだと発表しました。実際はもう、何度も、省との間で、交渉が続いていると言いました。ヴェネツィア市は今非常な財政困難に悩んでいるが、ヴェネツィア人達の島を守りたいと言いました。

個人が、公共の財産を守ろうとしている市民のアソシエーションに代わることはできないと、市長は語りました。

国が返事を出すのは1ヶ月後です。

ポヴェリア島を守る会「みんなのためのポヴェリア」は来週、集会をし、集金額、費用などを発表します。(会計の透明性のため)

また、アソシエーションでは、ここ何週間かの間に、ポヴェリア島を守るお祭りを計画していて、その機会にヴェネツィア人達に、いろいろなカンポ(広場)にテーブルを持って出て、みんなで会食を

ポベリア島

ポベリア島

するよう呼びかけます。ある意味で住んでいる自分たちの空間を、再び自分たちのものにするためです。あまりにも観光化が進んで、ヴェニスがデズニーランドのようになって、市民の空間がなくなっていくことが、大きな問題になっています。

イタリアの広場はそこに住む人々ともに生まれ成長してきました。広場は人々が出会う場所であり、話し合う場所、そこで、自分たちの政治をしていく場所という、ギリシャから伝わる伝統が、特にまだ、観光化してない奥の方の小さなヴェネツィアのカンポ(広場)には、まだ生きていると言っていいでしょう。また、このヴェネツィアのカンポについても、そのうち話します。

筆/ヴェネチア ライセンスガイド

田口やよい

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