ピエロ マンゾーニ 展示会/ミラノ パラッツォ レアーレ

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ピエロ マンゾーニ 展示会/ミラノ

パラッツォ レアーレ 2014年 6月2日まで

 

1970年代ぐらいまでは、ミラノのブレラのあたりはアーチストが集まり、パーフォーマンスがおこなわれたり、自称アーチスト、学生などが、実際一日中たむろして、生活していたり、まだ生き生きとした”芸術の場所”でした。1960年7月ブレラのクレリチ通りで、マンゾーニは、150個の彼自身の指紋を印刷したゆで卵を約70分間、街を行く人々に配ります。こうして、「食べられる芸術」を、実現した訳です。1960年という時代を考えれば、大変なハプニングです。

彼自身の排泄物を缶詰にした「芸術家の排泄物」は、有名ですが、芸術品が、高価なお金で売られ、消費物質と変わらないものになったことに対する彼の批判から、生まれたものです。その後も消費文化に対する、またそれと変わらないものになってしまった芸術に対する残忍な批判が彼の芸術の根本になります。

こうした批判の中から、彼の有名な「世界の礎石」が生まれます。「世界」と書いた礎石を逆さまにして、世界とはこれだと言います。世界はこの台の上に乗っていると言います。挑発が彼がもっとも愛した芸術でした。

1963年たった30歳で亡くなったピエロ マンゾーニですが、短い生涯で彼が世界のコンテンポラリーアートに与えた影響は大きなものです。

今回の展示会では、たくさんの彼のコレクションを見られます。

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筆/ヴェネチア 公認ガイド 田口やよい

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「初源の物質」ピエロ マンゾーニ/ピノーコレクション/プンタ デッラ ドガーナ

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