ダン ブラウン  「インフェルノ」 と ヴェニス (1)

 

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ダン ブラウン の 去年、出版された「インフェルノ」は、毎回のように、読ませる本です。今回も、最初から、ミステリアスな事件が、なぜ起こったのかわからないまま次から次へと起こって、早いアクションに 巻き込まれた読者は、このミステリーの原因が知りたくて、次のページへ次のページへとせかされます。常に、ダン ブラウンが使うテクニックです。他の作品に比べて、今回の作品は、もっと文学的に優れてきた感じがします。特に最初の章は、スリラーというよりは高い文学の一ページと言っていい描写です(ベスセラーは最初のページが勝負です)。また、以前の作品以上に、読者は、主人公であるランドンへの深いアイデンティフィケーションに巻き込まれます。これほどの有名な世界第一のベストセラー作家になると、才能のあるエキップが周りについて、本はもっとも魅力的なものになるように、何度もチェックされます。

この中にヴェニスを描いたページがいくつかありますので、 これからいくつか紹介していきます。

今回はその一です。

まず、ダン ブラウンへのインタビューと、映画の一部がこの youtubeで、見られます。映画は「天使と悪魔」です。

ダン ブラウンへのインタビュー 要約

(ダン ブラウンのスリラーは、事実に基づいているのがその魅力ですと女性のアナウンサーが話し始めます。ブラウンの本が飛ぶようにニューヨークで売れているシーンのあと、ダン ブラウンへのインタビューが始まります。

ダン ブラウンは「私たちは、皆、なにかが、この向こうにあると感じています。ここに今私たちがいるその理由があるはずです。このカオスの向こうに、なにか確かな秩序のようなものがあるのです。」車の中でこういいます。

「真実を知っている人々がいるのです。未来を知るには過去に戻らないといけないのです…」

ダン ブラウンは200000000000冊の本を売った世界第一のベストセラー作家です。

“インフェルノ”というタイトルはダンテの「神曲」地獄編からきてますが、ダンテの話しが始まります。

「ニューヨークにはダンテの像がたくさんあります。アメリカには他の街にもたくさんダンテの像があります。…ダンテは大きな影響を与えています…」

ダンテの研究家の女性が、罪を犯した人が地獄で受ける罰は、創意に富むといいます。「例えば、姦通罪をおかした二人は永久にいっしょに地獄で苦しむ罰を受けます……」

「ダンテは地獄の旅で、彼を中傷した人々、ダンテを追放した人々などに会います」ダンブラウンが言います。

男性記者が、ダン ブラウンの本で好きなのは、実際現実に存在してる人々が出てくることだといいます…友達とか先生とか…。「まあ、冗談の意味もあります。みんな知ってます。…」とダン ブラウンが答えます。

今度の「インフェルノ」も、前からの主人公ランドンが事件を追及していきます。ここで、「天使と悪魔」の映画のシーンが出てきます。

また男性の記者が、ダン ブラウンが、常に使うスリラーの形体や、暗号追求とシンボルについて、質問します。

ダン ブラウンは、自分がそういう環境で育ったといいます。彼の家では、クリスマスの朝、シンボル、暗号などを使って、宝探しをしたりする習慣だったといいます。

そして、ダン ブラウンの両親が登場します。父は、数学者で母は教会のオルガンの弾き手でした。科学と宗教の間で育った ダン ブラウン。この二つの間に矛盾はなかったかと、記者が聞きます。最初は何でもなく、高校あたりから、この二つがいっしょにはならないと思い始め、そして、大学で科学をえらぶと、科学を深く学ぶほど、この二つの領域の境界は、実はそんなにはっきりしていない事が分かったと答えます。

あなたは、宗教を信じていますかと、記者が聞きます。

まあ、ワーク イン プログレス 混乱した科学者でしょうか…

話しはキャピタル ヒル (アメリカ国会議事堂)に移ります。このキャピタルヒルの、彫刻や、壁画などが、隠された未来へのシンボルでいっぱいだと言います。「ジョージ ワシントンが属していたフリーメーソン秘密結社では、アンチックなミスティシズムを信じていて、人間は神になれると信じていました。だから、壁画の中で、ジョージ ワシントンが、神に向かって登って行くシーンの中にはこうしたアイデオロジーが隠されているのです。」ダン ブラウンが答えます。

こんな内容です。

次回から、ヴェニスとダン ブラウンについて書いていきます。

 

筆/ヴェニス ライセンスガイド 田口やよい