サンテラズモ島(ヴェネチア)、ドージェの畑 : カルロさんにインタビュー

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Sant’Erasmo 島は、ヴェニスのラグーナを、本島から、ブラノ島の方に向かって船で行くと、右の方にずっと見えてる大きな島です。共和国の時代には、ドージェ(元首)の畑といわれた島でした。今でも、畑がいっぱいの島です。

この島で、「キロメートル ゼロ」農業販売をしている、Carlo さんに、インタビューをしてみました。「キロメートル ゼロ」は、イタリアで最近とても多くなってきました。すぐそばの直接農業をしている人から、農産物を買うというシステムです。こうすることによって、知っている信用できる人々から、直接購入し、間に入る業者をなくして、コストを下げ、運搬のための車が出すCo2 を減らし、地球全体のエコーにも貢献しようという、市民達の動きです。

私:  カルロさん、クラウデイオさん、こんばんわ。二人ともサンテラズも生まれですか?

カルロ: そうだよ。

私: いつ頃から、この「キロメートル ゼロ」が始まりましたか?

カルロ:  僕らの農園は1996年に始まったけど、「キロメートル ゼロ」は、2007年に始めたね。最初はジューデッカ島の、共同購入市民グループや、学校の『学ぶ農園』というようなプログラムを組んで、学校で生徒に教えてる先生達とはじめたけど、3年の間に最初5%だったこの「キロメートル ゼロ」が完全に100%になったんだ。

私: サンテラズモ島の一番典型的な野菜は何ですか?

カルロ: 野菜は何でもできるよ。でもサンテラズモの野菜は独特の味があるんだ。これは土が塩を含んでいるからだよ。

私:  えっ、塩は植物には悪いものと思ってましたが…..

カルロ: そうだね。植物はだから、ストレスの状態で育つけど、これが野菜に独特の味を与えるんだ。

私: そうなんですか。だから、サンテラズモのカストラウーラは世界で一番美味しいっていうんですね。

カルロ: 僕たちはそう思うよ。

私:  カストラウーラってなんだか、知らない人のために教えてあげてください。

クラウデイオ: カストラウーラは、ヴェネツィア語で、アーティチョークの一番最初のものをいうんだよ。カストラウーラは、だから一つの植物に一つしかできないんだ。このあとに出てくるのが、ボトロという。ボトロはだから、4っつぐらいできる。このあとできてくるのが、ソットボトロ、これが6っつから、8っつぐらい、これも普通はボトロと呼ばれて、売られてる。最後に出てくるのが、アーティチョーク(Carciofi)これは、茎が短くて、大きめになるんだよ。

私:  サンテラズモのカストラウーラはとてもヴェネツィア人達が、大切にし

カルロさんとクラウディオさん

カルロさんとクラウディオさん

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今回はフライにしました。外側のいくつかの硬めの皮を取って、半分に切って、パステラ(卵とミルクと小麦粉と水を混ぜたもの)をつけて、フライにします。他のレシピーはまたの機会に載せます。

カストラウーラ

カストラウーラ

て、好んで食べるものですね。

カルロ: 他から来るものとは比べられないね。昔はヴェニスのドージェ(元首)が、もっとも好んで食べたといわれるよ。あんまりできないし、一時期しか食べれないから、貴重なものだね。

私: 何月から何月ぐらいまで食べれますか?

カルロ: 3月4月だけだね。

私: この本島まで、船で来るのにどれくらいかかるんですか?

クラウデイオ: 30分ぐらいかな。

私: この「キロメートル ゼロ」は、いいものですか。今満足ですか?

カルロ: とても満足してるね。どんどん成長しているし、消費する人と、直接、触れ合えて、いいね。畑を見に来る人もいるよ。

私: 晴れた日はサンテラズモ島を回るのは楽しいですね。田舎風のなかなか美味しいレストランもあるし。

カルロ:  お昼を食べにサンテラズモにきたら、畑を見においで。

私: 是非。今日はありがとうございました。

(野菜は1週間に1回インターネットで、注文すると、近くの運河の所にカルロさん達が船で持ってきてくれるシステムになっています。)

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筆/ヴェネツィア ライセンスガイド 田口やよい www.venicevisit.com

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